2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ビジネスデザイン論1

日付
2011年04月26日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
総論:21世紀の競争原理とエモーション・ビジネスデザイン
受講生の感想

記:末次 真緒

第6回 末次真緒

いつもは漢方カウンセリングという仕事をさせていただいております。
経営のこと、デザインのことに全く知識がない私は
STRMDの授業が始まって以来、知らない専門用語にあたふたです。
(ただ、英語に弱いだけかもしれませんが・・・)
あたふたしすぎて、何を質問してよいのやらも、分からない状態。
周りのみなさんの分かってる雰囲気に未だのまれております。

でも、ときどきあるのです。
自分の想いとリンクする瞬間が。
デザインが人間味溢れる横顔をチラチラ見せるときが。
だから、それを積み重ねてこの一年を実のあるものにしていきたいなと思っております。
知らないことを、知ることは面白いことですね。世界が広がります。

さて、今回はビジネスデザイン論の総論でした。
これからの授業の目的として3点
1. 21世紀における競争の本質を理解する
2. 「戦略をデザインする」ための基本視点とアプローチ方法を学ぶ
3. 自分のビジネスや将来においてどう実践、応用するべきか考える


20世紀は物の品質や機能で勝敗がでやすかったが、
21世紀にはそれもある程度飽和され、次のステップに移行している。
つまり
・感情をめぐる戦い(いかに感情に訴えかけ、共感してもらえるか)
・ビジネスモデルをめぐる戦い(他とは違うビジネスモデルを組み立てられるか)
・知識資産をめぐる戦い(物以外の価値を高められるか)
という競争になってきている。

どんなにすごいものでも、使ってもらわなければその価値はなく、
使ったその先のイメージを描けることが、人の感情を左右するという話しに共感しました。

どんな仕事をしていても、人が介在していれば必ず感情はうまれてきて、
仕事だけでなく、それが人間関係であっても同じ。
水脈をとらえている話しは、いろんな世界で共通しているところがあるので面白いなと感じました。

河野先生の授業これからが益々楽しみです!

(2011.5.9 記)

《STRAMD》

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