2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

知識経営論1

日付
2011年04月19日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
デザインと経営:デザインマネジメント
受講生の感想

記:田中 剛

第3回 記: 田中 剛

王宮の前にドーンと建ったメンズショップの先進的な建物。
という話から始まった紺野先生の知識経営論。
ファッションには疎いのでお恥ずかしながらメンズショップって何だ?服か??
で私の頭の中は始まりました・・・

今回は4回ある「デザイン創造とデザイン経営」の講義の第1回目
「デザインと経営~デザインマネジメント」になります。

○デザインと経営の系譜

黒しか売らないぜ!の業界No1のフォードに対して
GMがとった形状、色つまり見栄え(「コスメティック」)を変える戦略。

続いてマウス。なぜマウスの原型となるトラックボールは売れなかったのでしょう?
つまり機能に適切な形を与える「形状付与」。

そしてエッフェル塔を模したホテルを一例とする「経験のデザイン」の時代へ。
iPhoneでYouTubeを見るのとケータイでワンセグを見るのは何が違うのか?(宿題)

僕の想像以上にずっと昔からデザインは経営にからんでいました。
また、経験=見えないものってどう評価するんでしょう?
少なくとも指揮棒で落とすことはできないですが。。

○デザインマネジメント

経営にインパクトを与えうるデザインをどう管理するか?
デザイン開発のポリシーをどう決めているか?

デザイン部門を自社に抱えていることは必ずしも良いとはいえない、
というお話にふむふむ。

そして、デザイン開発ポリシー。

(  ) | Apple  Braun

(  ) |Alessi  Philips
_________
(  )   (  )

↑あえて空欄

成功した企業にはデザインを生み出すためのその会社のポリシーがちゃんとあることが分かりました。
Appleの次に来る企業はどこにマップされるんでしょうね??それとも新しい軸出現か?
興味深いです。

○授業を終えて

授業の前半でデザインの領域がプロダクトデザインだけではなく
今やサービス、ソリューションにまで広がっている、
そしてそれを「スペクトラム」という言葉で表されていました。

スペクトラムというのは虹とかで聞くあれですが虹はさまざまな色が同じシェープを描き
そして赤→紫に並ぶことで初めて美しい虹となって見えます。
つまり、意見、考えは異なっていてよいが方向性は揃ってないといけない、整理されてないといけない。
授業中は聞き流してしまいましたがいろいろ示唆があるような気がします。

固くなった頭がギャフンと言わされ続ける一年の始まりに乾杯。
どうぞよろしくお願いいたします。

(2011.4.23 記)

《STRAMD》

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