2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

Webマーケティング1

日付
2011年07月14日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
Webセントリックマーケティングとソーシャルメディア
受講生の感想

記:高森 紗津樹

第28回 記:高森紗津樹

石黒さんの講義は、STRAMDに入学する前から
ずっと楽しみにしていた授業のひとつでした。

大学生の頃からWebのことを勉強していて、
そこからネットイヤーや石黒さんの記事や動画を探してはよく見ていました。

STRAMDのチラシを見た時に、
いわゆる一般的なビジネススクールではない、
ましてやそこから最も縁遠そうなデザイン学校で
石黒さんの講義が聴けるということで、
大変嬉しく、ワクワクしていました。

実際の講義は期待を超えた素晴らしい内容でした!
自分の中で内容を咀嚼していたところ、
ついアップが遅くなってしまいました。。

講義は以下の内容でした。

~ウェブセントリックマーケティング
~ソーシャルメディア


特に印象に残ったのはソーシャルメディアの話です。

■メディアの分類
1.自社メディア:自社HPなど
2.他社メディア:TVCM、雑誌広告などマスメディア
3.ソーシャルメディア:twitter、facebookなど

講義テーマであるソーシャルメディアとは…
長い時間をかけて消費者と関係性をつくる活動。
ゴールは買わせることではなく、'買いたい'と思ってもらうこと。

つまりソーシャルメディアにおいて購買活動は目的でない、
ということです。

そこでそれぞれのメディアの目的とゴールを
植物に例えて説明してくださいました。

1.自社メディア(=プロモーションの庭師)
ゴール:ブランディング
アクション:ファンとつながる

2.他社メディア(=プロモーションの栄養~ギア)
ゴール:認知
アクション:注目喚起

3.ソーシャルメディア(=プロモーションの水~光)
ゴール:気付き、育てる
アクション:広げる

それぞれのメディアはどれも大切で、どれが欠けてもいけない。
それぞれのメディアには何らかのゴールがあることを認識をしながらやっていくこと、
それが大事だということでした。

もちろんソーシャルメディアに参加するには
リスクもデメリットもある訳ですが、
それ以上に宝が埋まっているのがソーシャルメディアなので、
顧客の本音をつかむためにも、参加するメリットの方が大きいとのことでした。

そういった話を聞きながら、このような情報過多社会で、
だれに向けて、いつ、どのような形で、何を伝えるのか、
改めて情報デザインの重要性を感じました。

ちなみに、このブログを書くのに私は何度も何度も書き直すのですが、
文章力や構成力を鍛える勉強のひとつだと思いつつ、
しかし「誰に」と「いつ」が全然できていないことを反省するのでした。。
(もちろん「何を」も課題ですが。。)

STRAMDを受講する前は火曜日と木曜日に更新されることを期待して、
水曜日と金曜日の朝イチでチェックし、更新がないとがっかりしていたのですが。。
とっても反省です。。すみません。。

たとえ理論や方法論が分かっていたとしても、
実行できなければ意味がない。
実行できないのであれば、目標・目的を達成できる別の手を考える。

常に改善・改良していく姿勢は忘れてはならないと思うと同時に、
頭でっかちにならずに、自らの行動と経験を持って大胆に実行していく、
そういう人生の歩み方をしたいと思える講義でした!

というのも、石黒さんの人生の歩み方が壮大で、
けれどそれを自然体でされていて、
改めて石黒さんに惹かれるのでした。

石黒さん、とてもためになる講義をありがとうございました!

(2011.8.5 記)

《STRAMD》

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