2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

知の枠組み

日付
2018年01月17日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:笹森 英樹

「ドナルド・トランプという記号」
 
美的感覚錬成論(金子先生)の禅問答以来のもやもやBIG WAVE到来です。
いやそれ以上か。
 
今回は半田先生のお弟子さん(3名も、しかもかわいい!うちお二方はまだ10代)まで参加され、STRAMD史上最年少講師陣としてご登壇いただきました。
 
おかげで毎回カメラで記録を取っていただいている、事務局のアシスタントの方が、(いつもお世話になっております。)今回ばかりは怪しいただのカメラ小僧にしか見えなかったのではわたくしだけでしょうか。
 
そんなことはさておき、
講義の内容は「記号、情報、知識の関係性」ということで、
お題からして難解そうな予感でしたが、講義が終わってみるとやはり、高尚すぎてほとんどついていけませんでした。
 
そんな中、必死になって記録した「知の枠組み」語録を以下にメモします。
 
「記号(LOGOS)」とは一定のコード体系(規則)のもとでの公共性を持ちうる「存在」
「情報(PATHOS)」とは状の報せ・私的・「動的状態」
「知識(ETHOS)」とは知り識(しる)す「行為」
 
記号は「外在知」であり、知識は「内在知」である。
情報はその記号に接した個人の心の動きについての報せ。
 
 
この段階で書いている自分が何語を書いているのかわからないぐらいプラトニクです。
もう少し続けます。
 
記号とは現実態・形相として機能する客観的対象
情報とは可能態・質料として生成される主観状態
 
 
ここまでまだ授業はじまって20分ぐらいしか経ってませんが、そろそろかなり厳しい状態のわたくし。
もう少し頑張ってみます。
 
 
記号とは対照の代理表象という見方がある。
勉強で学ぶことはほとんどが記号について、本体のことではない。
しかし、記号で語られることを真実だと勘違いしてしまうこともある。
むしろ記号が指示する対象に意味生成的に作用している。
 
ここで例として冒頭のトランプの下りになります。
「政治家で、アメリカ第46代大統領で、1946年生まれで、、、」というものはただの記号で、
これらを知っているということはトランプのことを知っているわけではなく、
ただの記号のことを知っているだけだ」ということなのだそうです。
 
無念ながらここまででした。
 
わたくしの頭は爆発し、
以降メモったノートにはミミズの張ったような殴り書き文字で、
文ではなく、単語ばかりが羅列した、
もはや自分でも理解不能なノートとなっておりました。
 
 
LOGOSではなく、PATHOSでもない、自分のETHOSとするために、ビデオ補講決定です。

《STRAMD》

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