2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

美的感覚錬成論3

日付
2017年07月12日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:諏訪 美香

教室のドアを開けると、何枚もの紙がカーテンのように連なり、
天井から床まで壁を覆っていた。
その一枚一枚には、ユニークな言葉が記されていた。
 
今回は「言葉」をテーマにした3つの課題の講評会。
金子先生からの課題はこれで2回目だ。
今回もなにか含みがあるような、
ものの考え方を試される問いが投げかけられた。
 
クラスメイトの回答を見ると、
自分には考えつかなかった回答に思わず膝を打つと同時に、
自分の思考の癖もあらわになってきて、おもしろい。
茶碗の銘の課題については、
講義を聞いたあとに、数人のグループでもう一度考えて発表する。
まだ互いに少しぎこちなさがありながらも
(飲み会は何回もしているのに)、
アイデアを出しあっていくと、次第にかたさがとれてくる。
思いついたなりの言葉を声にだしてみたり、
ほかの人があげた言葉から、べつの言葉がひょいと浮かんだり。
この言葉から、もうすこしふみこんで考えたらよさそうだ…
となったところで残念ながらタイムオーバー。
 
発表を終えて、最後の最後に作者がつけた銘が明かされた。
なるほど…と納得ができ、そして、
こころの琴線に触れる、シンプルで美しい銘だった。
 
どんな言葉をつけるか。
今回の講義で学んだことは、ふだんの仕事はもちろん、
秋に発表を控えるグループワークでも大いに活かしたいと思った。
 
-----

話はそれるが、この課題で身にしみて感じたことは、
事前に持つ知識の量で、発想の範囲も左右されるということ。
とぼしい教養のままでは、
発想の広さも深みもとぼしくなるなぁ…と反省しました。

《STRAMD》

ローディング中