2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

課題演習1 前期課題プレゼン大会

日付
2013年09月12日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:中川 雅史

記:中川雅史 4期生(Bチーム)


約2ヶ月間。長いようで短い期間でしたが、
チームBならびに、他チームの戦友たちも、苦労を共にかさね、
STRAMDで学んでいることを様々な角度で体感できました。

自分達にとってとても良い機会を与えて頂いた
中西先生をはじめ講師の皆さま、そして事務局の皆さまへ
まずお礼を申し上げます。


さて、前期プレゼン大会の振り返り。


チームBでは次のようなポイントで本大会を振り返りました。
箇条書きベースですが、各項別にポイントをまとめます。
(議論にあたっては、期間中も大いに使用したChat workを利用)
http://www.chatwork.com/ja/

 1.チームメンバー発表を受けて
 2.ディスカッションの様子
 3.資料作成推進について
 4.プレゼンのポイントや感じた事

最後に、各個人からの振り返りで締めています。
最後までご覧ください。


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1.チームメンバー発表を受けて

・自分の意見を持つ方ばかりだったので、議論が楽しそうというワクワクしました。

・議論の対立はあまりなく建設的に進んだことは、良い意味での裏切りだった。

・メンバー構成が濃かった。(自己紹介でラジオ体操を持ち出された方とか)

・お互いが持っているノウハウを共有するために、プレゼン直前まで
 作業分担を決めないことにした。


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2.ディスカッションの様子

・チャットワークの活用によるリアルタイムやりとり+議論のアーカイブ化は
 かなり役に立った。

・突破力のあるチームディスカッションができた。
 そのポイントとして以下の点が上がりました。

  - 実地調査やインタビューによる感覚値の共有がうまくいった。
  - 議論の蓄積により思考が深まった。
  - 論理力と想像力の行き来が、議論の行き詰まりを打開した。
  - インフォグラフィックによる情報や知の集約が思考を効率化した。

・互いに意見を出しやすい環境が自然と出来上がっていた。

 - 自由に発せられる意見を尊重した。
 - メンバー間での質問やコメントへは誰かが誠実に反応していた。

・意見をまとめ、イメージを作り共有し、さらに深堀しようとする人が複数いた。


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3.資料作成推進

・事前に役割分担を決めなかったことで、
 逆に全員で考えながら同じスピードで進められた。

・最終局面では、メンバー間での協業がうまくいった。
 (プレゼンター、パネル作成、配布物作成、スライド作成)

・途中で客観的なまとめを入れたことで、メンバー間で議論内容や進行の認識合せとなった。

・資料構成に関する決断が奏効した。
 (まとめは「あっ」となる提案を盛り込めなかったのが悔しかったですが
  プレゼン時間が足りないと判断し断腸の思いで割愛。
  全体の流れやまとまりを強化した着地とし、
  提案の中味はQ&Aやディスカッションへ持っていく作戦としていました)


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4.プレゼンのポイントや感じたこと

・全員でまとめに入る前に、一度、
 各自で模擬プレゼンを行いチーム内での議論の状態を感覚的に共有した。

・超超超超一流の講師陣を前にするプレゼンの為
 アウトプットは徹底的にこだわると、チームで決めていた。

・直前では、プレゼンターの準備と、制作物の準備と、お互い信頼して任せられた。

・資料作りを楽しんで行えた。(特に絵作り)

・プレゼンの練習に十分な時間を取った。(合計4-5時間の練習、当日も2時間前入り)

・プレゼン練習時に違和感のある個所やロジックはプレゼン直前まで修正を敢行し
 諦めなかった。

・制限時間の15分ではなく、実は残り30秒を残すよう時間を設定していた。
 (途中の質問や何かしらで時間が取られることを想定していた)


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最後に、メンバー個別の振り返り

<高野さん>
コトバでは無くて、ヴィジュアルで伝えるイメージが持つ「破壊力」を
体感しちゃいました。病み付きになりそうです!

<馬場さん>
課題を楽しもう!!というメンバー全員の意識が強かったように感じます。
まだまだディスカッションしたいですね!今年の猛暑より熱いチームでした!

<江川さん>
戦隊モノのような、熱いの、クールなの、
突拍子もないのが相乗効果を生んだカッコイイチームでした!

<村田さん>
その場にいるだけで刺激的! それぞれが当たり前と思っていることが当たり前じゃない。
そして、自他ともに今回の課題で見せなかったナニカをまだまだ隠し持っていると確信。
それは他のチームのメンバーだって同じに違いなくて、一緒に何かをすることによって
発見するのなら、やらなきゃ勿体無い。
stramdは気付かなかった才能を掘り起こし合う場でもあると感じた。

<中川>
チーム全員が議論に飢えているような「もっと来い」オーラが充満し、
とても充実した日々を過ごせました。皆さんに感謝!


Bチームは、夏の日差しよりも暑く、いや、まさにアツアツでした!


後半戦、また後期のプレゼン大会が今から待ち遠しいです。

引き続き、宜しくお願いします!

受講生の感想

記:石田 陽一

記:石田 陽一 4期生(Aチーム)

本来、9/12の課題発表直後にまとめなければならなかったのですが、
あまりに悔しすぎて、blogに手をつけるのを拒んでました。
申し訳ございません。

自分たちの議論した内容を最後までまとめきれず、中途半端な形で
本番を迎えることになり、自分自身が本当に不甲斐ないです。

いよいよ、次回の講義後に、後記課題発表の説明がなされる
とのことですので、同じ過ちを繰り返さないためにも、成果と反省を
まとめておきます。

反省の気持ちが強いので、まずはそちらから。。。

■反省

・議論の発散
 毎回、議論が発散して、なかなか骨子がまとまらなかったことが一番。
 この原因は、次の2点だと考えます。

 1)次々と出てくる話が面白くて、誰も止めなかった。
   →本当に楽しくて、きりがなかったです。
     ある時期までは、話を広げることは大事ですが、スケジュール
     マネージメントの中で、収束させるようにすべきでした。

 2)議論内容の共有がしきれなかった。
   →Aチームは、議事録を書く人を決めて、議論中は各々がメモ書き
     しながら進めて、議事録をFacabookにアップして共有という
     スタイルをとってましたが、議論中に同じものを見ながらでは
     なかったので、意識の微妙なズレが生じたり、何回も同じ議論
     を繰り返したりすることが多かったです。
     最後の2回ぐらいで、ようやくホワイトボードを使える場所で
     議論し、初めからこのスタイルでやっていけば良かったと、皆で
     反省しました。

・スケジュール管理の甘さ
 議論がまとまらず、ずるずる行ってしまったところもありますが、
 スケジュール管理する人を明確にしていなかったのも原因。
 これで、時間切れとなり、中途半端な形になってしまいました。

・他メンバーへの遠慮
 これは、自分だけかもしれませんが、こうした方がいいと思う
 ことも、遠慮して言わなかったが、「あの時言っていれば」と
 思うことが多々あり反省してます。

■成果

・「人生で一番日本について考えた」というのが、誰しもの感想
 でしょう。2か月間、ほぼ毎週1回はチームメンバで議論し、
 テーマも、キャラクタ文化、観光、少子高齢化、教育、過疎問題
 等々、幅広くそれなりに深く議論しました。全くバックボーンが
 違うメンバが、それぞれの知識や経験、そして調べてきた情報
 を出し合ったことは、今回の発表には盛り込めなかったものも
 含めて、今後の糧になると確信しています。

・課題やPAOS見学を通して「前期授業の振り返りができた」と
 実感してます。
 もちろん意識して講義内容を振り返って考えたこともありますが、
 情報を集めたり、議論していくの中で、自然と講義で教わった
 言葉や考え方につながることが多々あり、STRAMDを意識しな
 がら進められました。

■今後に向けて

当たり前な話ばかりですが、
・まずはスケジュール管理をしっかりすること。
・共通認識を持って議論をスムーズに進めるため、同じものを同時に
 見て議論できる環境で行う。(ホワイトボード等)
・思ったことはしっかり伝えて、後で後悔しないようにする。
ことを念頭に、他のチームの方のいいところを参考にさせてもらい、
後期課題発表や自分の業務に活かしていきたいと思います。

■最後に
結果として勝てませんでしたが、「日本の三大長所・三大短所」を
明快(明解)にプレゼンせよ (※チームとして創造行為をする)
という難解なテーマに関して、長所短所を上げるだけでなく提案
まで進めていたのは当チームだったと思います。
苦しい2か月間でしたが、Aチームの皆さんと楽しく課題を行う
ことができて、本当に良かったです。
同じような苦しみといい経験を味わったBチーム、Cチームの
皆さんもお疲れ様でした。
また、いろいろアドバイスいただいた先生方、事務局の方々、
ありがとうございました。

《STRAMD》

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