2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ユニバーサル・デザイン

日付
2010年07月06日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
UD(ユニバーサルデザイン)7原則と健康都市
受講生の感想

記:高嶋 民仁

第25回 記:高嶋 民仁

年齢、障害、国籍を問わず、できるだけすべての人々にとって使いやすく快適でわかりやすい製品、環境、情報づくりを特殊な配慮を加えること無く目指すこと。

そもそも、ユニバーサルデザインとは、宇宙から見た地球は綺麗で尊いものだ。その中で差別などがあってはならないってところから誰でも使いやすいデザインとなっていったよう。仲間意識が考え方の根本にある。

ユニバーサルデザインの7原則。1.公平なデザイン。2.柔軟なデザイン。3.直観的なデザイン。4.感覚的なデザイン。5.安全なデザイン。6.なデザイン。7.使いやすいデザイン。この7原則に則ったサービスはインターネット。エコランドもこういった原則に基づくサービスになるように磨いていきたい。

使いやすく快適でわかりやすくなればなるほど、心配になることが・・・。自分のことを振り返ると、使いやすく快適になればなるほど、自分の能力が落ちていくような。

制約や障害があるから成長出来ると思うが、誰でも使いやすいとなると、ひょっとしたら将来不便になるか?それにより成長の機会が損なわれるか?って思いました。

私の「障害」についての考え方が違ってました。人の意志によって障害の考え方が変わる。何かをやりたいと意志があるが、障害があって出来ない。それを誰もが使えるようにしたいという考え方。なるほど、意志によって障害の考え方が違う・・・。

最近、入社している若手社員はあるのが当たり前になっているように感じる時が若干あり、無いからこそ、私は成長出来たので、無いことをどのように伝えるか?制約や障害があるから成長が出来るんだよってことをどのように伝えるか?を考えてた時だったので、意志によってという言葉はとても分かり易かった。

そうするとユニバーサルデザインの次の考え方として私が思ったことは、自助の精神、自主性、自律性をどのように醸成するか?そのような組織をいかにデザインするか?を考えていきたい。最後に嬉しかったのは、ユニバーサルデザインとはスパイラルアップで構築するものと教えて貰った。これは私の得意分野である。今日より明日、明日より明後日とコツコツと積み重ねていくのは以前に比べて得意だと思えるようになった。

《STRAMD》

ローディング中